2歳児の偏食や好き嫌い。様々な工夫をしてみるものの報われずにイライラしたり、悩んでいませんか?
実はそれはとても自然なこと。ママのイライラや悩みが軽くなるお手伝いができるように、2歳児に偏食や好き嫌いが多い理由と魔法の調理法をご紹介します!!
1、2歳児の偏食や好き嫌いは、わがままではない!?
子供が偏食だったり、野菜の好き嫌いが多いと、栄養バランスや成長への影響が気になりますよね。
「好き嫌いなく何でもしっかり食べて欲しい」との想いからこれまでにも様々な工夫を取り入れてみたのではないでしょうか?
けれど、イヤイヤ期真っ只中の2歳児はなかなか手強い・・・
「調理法が悪いのかな?」「偏食になってしまったのは私のせいかしら?」と悩んだり、解決策が見出せずにお手上げになっているママもいるかもしれません。
けれども、2歳児に見られる偏食や好き嫌いの多くは、子供のわがままやママの料理のせいではありません。本能的・感覚的に「食べる」という2歳児の特性によることも多いのです。
2、2歳児の偏食・好き嫌いは自分を守る手段
本能的・感覚的に「食べる」ことをするのは、「本当に食べていいのかな?」「腐っていないかな?」と警戒し、自分を守るため。生まれてから長くミルクの味しか知らない2歳児にとって、それ以外の新しい食べ物を体の中に入れることはとっても不安なことなのです。
そこに、成長と共に自己主張が加わり、2歳前後から偏食や好き嫌いが顕著に見られるようになります。
酸味は腐敗物、苦味は毒物の味と認識し、特にその傾向が強く見られます。
これまで口にしてきたミルク同様に、甘味が感じられるかぼちゃやさつまいもなどは食べられるけれど、苦味のあるピーマンやなす、酸味のある酢や柑橘類などクセのある食べ物が苦手…と言うのも納得ですね!
けれども、苦味や酸味を感じる食べ物も繰り返し見て、味わい、匂いを感じ、慣れることで、「危険じゃない!!」「食べても大丈夫!!」と認識ができるようになれば、食べられるようになりますよ。
でも、いきなり苦味や酸味のある食べ物を与えるのはNG!!
その際、苦味や酸味などのクセをを少しでも和らげてハードルを下げてあげることが2歳児に受け入れてもらいやすくなるポイントですよ。
では、どのようにしたらクセを和らげてあげることができると思いますか??
濃い味の調味料を使う?
細かく刻む?
いいえ、違うのです。
2歳児が食べ物の味を少しづつ覚えていく過程で取り入れたい偏食の子がよく食べる子に変わる魔法の調理法をお届けしますね。
3、偏食の子が「よく食べる子」に変わる魔法の調理法!!
偏食の子が「よく食べる子」に変わる魔法の調理法とは重ね煮。
重ね煮では多種類の野菜を使って調理をするので、単品だと食べにくい野菜もクセや苦味が和らぎ食べやすくなります。びっくりするほどに優しい甘味、旨味に仕上がるので、苦手な野菜の味を少しずつ覚えていく過程の2歳児にはぴったり!!
調味料をふんだんに使って味を誤魔化すのとは違い、素材の味そのままで美味しいことも嬉しいポイントです。
我が家の食卓はほぼ重ね煮!2歳の娘も今年の春は重ね煮調理した山菜にチャレンジしました。
大人でもクセを感じるうどやフキなどの山菜は2歳の娘には早いかな?と思ったのですが、重ね煮で調理してみると、見事に完食!!
最初は初めての食べ物に警戒していましたが、1口食べて、食べられるものだ!美味しい!と安心したのでしょう。あまりにも意外でこちらがびっくりしたほどです。そして、重ね煮パワーを改めて実感しました。(重ね煮の魅力についてはこちらも参考にしてみてくださいね↓↓)
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これからの季節は子供の苦手野菜の代表格であるピーマン、なす、ゴーヤなどが美味しい季節!!「苦手な食べ物」と決め付けずに、重ね煮のまぁるい美味しさで2歳の娘も一緒に楽しみたいと思っています。
食べることを始めたばかりの2歳児。「食べ物の味を少しづつ覚えていけばいいんだな・・・」と理解すれば、偏食や好き嫌いをする2歳児にイライラしたり悩んだりしていた気持ちも軽くなりますよね。
重ね煮の調理法を味方につけて、気楽な気持ちで向き合ってみてくださいね。
執筆者 重ね煮リサーチャー かたのりこ
かたの りこ
長年の不妊治療を経て、私たちのもとにやって来てくれた娘。重ね煮との出会いは娘の離乳食。その裏には食生活の改善があります。食の大切さを痛感。 “私と同じように悩む方のお役に立てたら....”との想いで、1人目育児、日々のワンオペの実体験を踏まえたお役立ち情報をお届けします。 ママと家族の健康と笑顔のために。ママが一人の女性として輝けるように。
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