好き嫌いの多い子供の食事、毎日何を作ろうか悩みますよね。作っても食べてもらえなかったり、栄養バランスが気になったり・・・日々の献立に頭をかかえているママ・パパは多いのではないでしょうか?
そんなママとパパに献立が決まらない日のおすすめをお伝えします。
1.子供が好き嫌いをする理由
実は、小さな子供の好き嫌いには理由があります。
子供が好きなお菓子を想像してみてください。
クッキーやチョコレートなどの甘いもの。ポテトチップスやおせんべいのような塩気のあるお菓子が思い浮かんだママ・パパは多いのではないでしょうか。この「甘味」「塩味」は生きていくうえで大切な栄養素なので、小さな子供でも好んで食べます。
逆に、すっぱいトマトやにがいピーマンは苦手な子供が多いですよね。「酸味」「苦み」というのは腐ったものや毒のあるものだと本能的に判断します。
子供に好きなものと嫌いなものがあるのは、自然な防衛反応であり、生きるための力とも言えるのです。
ご自身を振りかえってみてください。小さいときに食べられなかったものが今は食べられたり、むしろ大好きになっていたりしませんか?
小さいときは見た目でおいしくなさそうと判断したり、初めて食べるものをいやがったりします。でも、いろんな場面でいろんな味に出会う経験を通して、だんだん食べられるものが増えていきますよ。
小さな子供に、酸味や苦みを急いで食べさせなくても大丈夫です^^
それでも日々ごはんを用意するママ・パパにとって、好き嫌いの多い子供の献立決めは難しいですよね。そんなときのおすすめはこちら!
2.献立に悩む子育てママに重ね煮味噌汁はおすすめです。
好き嫌いの多いお子さんにおすすめなのが「重ね煮味噌汁」。
子供が好きな「甘み」と「塩味」の両方が入っていて、体にすっと馴染む味わいです。
他の味噌汁は飲まないのに、重ね煮味噌汁は飲んだ。
ナスが嫌いなのに、重ね煮味噌汁の中のナスは食べた!
ママたちのこんな驚きの声が沢山生まれています。
私もそんなママの1人。にんじんをずっと食べられなかった次女が、初めて重ね煮味噌汁でにんじんを食べてくれたのです。それ以来、重ね煮味噌汁のにんじんなら食べられることをうれしく思った次女は、他の料理のにんじんも果敢に挑戦するようになりました。
それでも、食べられない具があるお子さんもいますよね。そんなときは「汁だけ」でも飲ませてみてください。飲んでいるうちに次第にいろいろな食材が食べられるようになってきますよ。
3.今が旬!サツマイモを使った秋の重ね煮味噌汁レシピ
それでは、好き嫌いのある子供も喜ぶ秋の重ね煮味噌汁レシピを紹介します。
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味噌 60g
油揚げ 半分
ごぼう 20g(ささがき)
にんじん 25g(いちょう切り)
たまねぎ 60g(うす切り)
さつまいも 80g(半月切り)
きのこ 60g(ほぐす)
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水3カップ、ネギ1本・・・小口切り
①きのこが一番下、味噌が一番上になるように鍋に材料を重ねます。材料の七分目まで分量内の水を入れて、フタをして火にかけます。
②沸騰したら弱火にし、材料がやわらかくなるまで煮ます。
③残りの水を加えて味をととのえ、ネギを加えてひと煮たちさせます。
さつまいもの自然な甘みや、まろやかな味噌の塩気を楽しめるこの重ね煮味噌汁。わが家の娘たちにも大好評です。
いかがでしょうか。
まずは味噌汁の汁をひと口から。一緒に味噌汁を飲む笑顔のママ・パパがいてくれれば、きっとお子さんにもいろいろな食材のおいしさが伝わりますよ。
執筆者
重ね煮リサーチャー 杉本 かよ
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