野菜が使い切れずに捨ててしまう・・・誰しも経験したことがあるのではないでしょうか?特に葉物野菜はあまり日持ちしないので、困っている方も多いと思います。今回は野菜を最後まで無駄なく使い切るコツを紹介します。
買った野菜を使い切る!そのコツは「食材のグループ分け」
家族に新鮮な野菜をたくさん食べてもらいたい。でも、張り切って買い過ぎると、全部使い切れないうちにダメになってしまい捨ててしまうこともありますよね。
半分だけ使って残った小松菜やほうれん草、次に使おうと思った時にはもうしおれてしまっていたり、キャベツや大根、白菜など大きな野菜は半分にカットされているものを買ったのに、それでも使い切れない……ということも少なくないでしょう。でも、 重ね煮なら少しだけ残った葉物野菜も、まるごとキャベツも使い切れるようになるのです。
そのコツは重ね煮の重ね方と食材のグループ分けにあります。
重ね煮の「食材のグループ分け」とは?
重ね煮は鍋底から順に陰性~陽性の食材へと重ねていきます。
食材のグループ分けと重ねる順番を覚えるとレシピの食材が冷蔵庫になくてもわざわざ買い物に行かずに、その時冷蔵庫に残っている食材で簡単に置き換えできるようになり、使い切れずに捨ててしまうことがなくなるのです。
【野菜の3つのグループ分けのポイント】
①保存の効く根菜
次の4種類。下から玉ねぎ・長ねぎ→にんじん→ごぼう→れんこんの順に重ねます。
②保存の効くいも類
じゃがいも、かぼちゃ、さつまいも、里芋
③なくなれば買い足す葉菜、果菜、花菜
葉菜・・・ほうれん草、水菜、キャベツ、白菜、春菊、大根、かぶなど 秋冬の野菜
※大根・かぶは一般的には「根菜」といわれていますが、キャベツと同じアブラナ科の為「葉菜」グループになります。
果菜・・・なす、トマト、ズッキーニ、ピーマンなど 夏の野菜
花菜・・・菜の花、ブロッコリー、カリフラワー、ロマネスコなど
同じグループなら他の食材に置き換えOK。
例えば、さつまいもがない時には同じ「いも類」グループから里芋を使う、
白菜がない時には「葉菜、花菜、果菜」グループのキャベツを使うなどすることができます。
グループの重ね順を覚えておくと応用ができて、野菜室に沢山ある食材を優先して使うことができるのです。
残った野菜を使い切るお助けメニューは「重ね煮の汁物」
野菜が少しずつ残ってしまった時はみそ汁などの汁物に入れましょう。その時にグループ分けした野菜をひとつずつ使うことでとてもおいしく仕上がります。
おいしい重ね煮みそ汁の作り方はこちらにありますので、ぜひ参考にしてください。
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重ね方と食材のグループ分けをマスターすれば、きっと冷蔵庫にある食材を使い切ることができるようになりますよ。
執筆者 重ね煮リサーチャー 青山 なつこ
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青山なつこ
とにかく料理が苦手。風邪をひきやすい子供のために栄養バランスのとれた食事を作りたいけどどうしたらいいのかわかりませんでした。重ね煮に出会ってからは子供が熱を出すことがなくなり、いつの間にか料理が楽しくなりました。毎日の「食」の大切さを同じような悩みを持つママに伝えていきたいです。
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