寒さが深まるこの季節。風邪の予防策が気になりますね。
食事から風邪を予防したい。そんな方に、ここでは風邪予防のための食材の選び方をお伝えします。
「風邪予防に○○!」という情報にまどわされず、自分で賢く食材を選ぶことができるようになりますよ。
1.風邪予防のカギは免疫力。免疫力を上げるには?
風邪を予防するためには、免疫力が正常に働くことが欠かせません。免疫力は、風邪のウイルスが体内に侵入したとき、その働きを無効化する働きがあります。つまり、免疫力が正常に働く人は、風邪をひきにくいということです。
免疫力を上げるために大切なポイントの1つが、体温を下げないことです。体温が1度が下がると、免疫力は約30%下がるといわれています。
食事で免疫力を上げたいときも、ポイントは同じ=体温を下げない食事をとることです。そこで、注目したいのが食材の選び方です。
2.冬の風邪予防にOKな食材とNGな食材とは?
冬の風邪予防にOKな食材とNGな食材の違いは、「体を温める力があるか、冷やす力があるか」で見ていきます。
OK食材は、冬が旬のものです。
冬に旬をむかえる野菜は、寒さで凍りつかないよう水分が少なめのものが多く、体を温める力があります。
逆にNG食材は、暑い時期、暑い地域でとれるものです。
たとえばトマト。
風邪予防に効果的な栄養素が多く含まれており、一年中食べている人も多いようです。
暑い夏には、私たちの体を冷やしてくれる強い味方になります。しかし、冬に食べ続けることは、免疫力を下げることにつながるかもしれません。
それぞれの季節にとれるものは、その季節の私たちの身体を守ってくれるのです。
「風邪予防に○○!」という情報は多く見られます。でも、OK食材とNG食材のポイントを知っていれば、自分で賢く選ぶことができますね。
3.冬の風邪予防におすすめのOK食材
冬の風邪予防にOKな食材の中でも、いちおしの食材は冬が旬の根菜。根菜は体を温める食材の代表です。
・にんじん
・レンコン
・ごぼう
といった根菜類は、冬の食事に積極的に取り入れたいですね。
また、冬が旬の葉物野菜には、ビタミンCなどの風邪予防に効果的な栄養素がたっぷり入っています。
たとえば、ほうれん草。旬をむかえる冬には夏の約3倍ものビタミンCが含まれています。
冬が旬の根菜類、葉物野菜を一緒にバランス良く食べて、風邪を予防したいですね。
いかがですか?
使う食材に旬を意識することで日々の食事から風邪の予防ができますよ。ぜひ食材を選ぶときの参考にしてくださいね!
執筆者
重ね煮リサーチャー 杉本 かよ
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