今、体温を測る機会が多いですね。「あれれ、自分や子供の平熱が低いわ。体質かな?」と思われている方へ、それは「体質ではありません!」
私がそうでした。今、平熱が低いと気付けたことがラッキーです。改善できます!
低体温と免疫力の関係、そして平熱を上げるための食事の方法をお伝えします。
免疫細胞が正常に働けるのは36度5分。体温が一度下がると、免疫力が30%下がります。
35度2分。私の中学生の時の平熱です。記憶にあるのが、調子が悪くて保健室に行った時の体温35度0分。低すぎて調子が悪いって事あるの?と思いました。しかし、母親も平熱が低いので、ずっと「体質だから仕方がない」ですませていました。
そして、子供が生まれて、長男が小学一年生の時、学校のプール参加のため、体温を測ると35度5分。低いな~。けれど、私も私の母親も低かったので、そういう体質なのだとあまり気にしていませんでした。
けれども、そのうちにそんなに楽観的には構えていられなくなりました。長男は頻繁に風邪をひく。一度熱を出すと5日は下がらない、何かおかしい・・・無知だった私は、低体温について色々と調べました。
免疫細胞が正常に働けるのは36度5分。体温が一度下がると、免疫力が30%下がると言われている。
ガーン、平熱が低いと、何か大変な病気にかかったときは打ち勝てないかもしれない。「平熱を上げなければ!」
そんな時に出会ったのが、重ね煮でした。重ね煮で学んだ食事法を実践すると、驚くことに子供たちは(長女も低体温でした)2週間たらずで平熱が35度前半から36度後半くらいに上がったのです。
では、その重ね煮の食事法とはどんなものだったのでしょうか。
低体温の原因を作っていた食べ物
我が家の長男は、ものすごい偏食です。いったい何を食べて生きているのかというくらいなので、食べるものなら何でもいいかと、好きなバナナやヨーグルト、牛乳、トマト、きゅうりなどをよく食べていました。
でも、これらのものは、身体を冷やす食べ物なのですね。ですから、まずはこれらをやめる事にしました。いきなり完全にはやめられないので、回数を週一回に減らすことから始めました。すると、子供は反応が早いです。10日もしないうちに毎日体温を測ると、36度5分前後となっていました。(長女の方は元々何でも食べる子で、改善まで二週間くらいかかりました。)
食べるからいいと思って食べさせていたものが、身体を冷やしていたのです。食べない方がいいという選択肢があることに目からウロコでした。
大人は、子供と違って時間がかかるようで、私の場合、平熱を35度2分から36度後半にするまでには3年以上かかりました。時間はかかりましたが、あまりストイックに食事を制限などはしていません。スイーツも大好きです。ストレスなく、ただ、普段の食事が重ね煮の食事法に変わったというだけです。
それでは、次からは平熱を上げるという目的からの食事方法のポイントをお伝えします。
体温を上げる食事法〜3つのポイント〜
私が出会った重ね煮には、様々な食の知恵があるのですが、その中でも私が実践して平熱を上げるために効果のあった方法をご紹介します。
効果のあった食べ方のポイント
1.旬のものを食べる
野菜だからと言って、冬にトマト、キュウリ(夏野菜)などは食べません。旬の野菜には旬に食べる理由があるのです。例えば夏野菜には暑い夏に体の熱を冷ます働きがあり、冬野菜の根菜には身体を温める働きがあります。
2.砂糖は使わない
砂糖は身体を冷やします。重ね煮料理なら、砂糖は使いませんが、おやつや飲み物などからもたくさん摂っているかもしれないので、チェックしてみるといいでしょう。全部急にやめずに、お子さんと相談して徐々に頻度を減らしていくか、代わりのおやつ((例)おにぎり、サツマイモ)などにしていきます。
3.朝ごはんはご飯とお味噌汁
朝ごはんのパンはやめて、毎朝、5分つき米と味噌汁にする。(5分つき米は、玄米よりも消化が良く、白米よりも栄養が摂れます。)
これらを実践したら、平熱が2週間足らずで二人で合計2度以上上がるという結果になりました。
全部やるのは大変そう・・・と思うかもしれませんが、我が家の子供たちは市販のおやつも食べています。これらのポイントを意識しているという事が大切なのだと思います。自然と行動が変化し、体が変わります。気軽に旬の野菜を食べる、おやつや飲み物を見直すというところから、ぜひ、試してみて下さいね^^
いかがでしたか?
体温を上げるために、何かを食べるというより、食べているものを見直して減らす、引き算の食べ方が効果がありました。身体を冷やす食べ物を摂り過ぎていたのだと思います。引き算の食べ方というのは聞きなれないかもしれませんが、とても効果のある方法でしたよ^^
執筆者
重ね煮リサーチャー 渡邉由起子
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渡邉由起子
ダシの入らない重ね煮味噌汁を知ったときは衝撃的でした。それ以来、こんなにシンプルなのに、美味しいのは何故か。重ね煮の魅力にはまり、暮らしや考え方も大きく変わりました。たくさんの人に、無理なく一生続けられる重ね煮を知ってもらいたいです。

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