暑い季節はもうすぐそこまでやってきています。日差しは暑い!!けれど、「夏でもカーディガンが手放せない」、「夏でも手足が冷える」など、1年を通じて冷え性に悩んでいる人も多いようです。
体を温めたいとき、お仕事や育児・家事のブレイクタイムに、ホットコーヒーが手放せずにいませんか?
実はそのホットコーヒーに体を冷やす作用があるのです。今日は、コーヒーが体にもたらす冷えについてお伝えしていきますね。
1、温度は関係ありません
体を温めるために飲むホットコーヒー。でもそれは一時的なものなのです。
コーヒーにはカフェインが含まれており、そのカフェインが冷えに影響を及ぼします。その理由は2点あります。
1.自律神経のバランスを崩す
2.利尿作用がある
1つづつお伝えしていきますね。
①自律神経のバランスを崩す
自律神経のバランスが崩れると血行の流れが悪くなり、血行不良から冷えを招きます。
②利尿作用がある
コーヒーに含まれているカフェインには利尿作用があります。
この利尿作用によってお手洗いに行く回数が増え、体内の水分が出ると体温が下がるため、体が冷えて寒いと感じてしまうのです。
インターネット調査によると、夏でもホットコーヒー派の人の約4割が、体を冷やさないことを理由にホットコーヒーを飲むと回答しているそうです。
ですが、そのホットコーヒーが冷えをもたらす1つの理由となっている可能性があるのですね。
そして、その冷えによって、免疫力が低下することも心配なのです。
2、体温アップが健康の秘訣
体温が1度下がると免疫力は30%以上下がると言われています。
暑さが本格的になっていくこれからの季節、免疫力が下がると夏バテや夏風邪、食中毒などの様々な感染症も心配。
逆に、体温が上がれば免疫力も上がるということ!家族の健康を守るためにも、まずはママは自身が元気でありたいですね。
私はもともと極度の冷え症で、平熱は35度半ば。ほぼ年中上下ヒートテック、お腹と背中にカイロの生活でした。職場の同僚、先輩には、驚かれましたが、そうでないと、クーラーの効いたオフィスで過ごすことができなかったのです。
もちろん飲み物は、常にホットコーヒー!!
大病はなくとも、体調は常に優れない、すぐにのどを痛めたり、風邪をこじらせがち。花粉症とは長いお付き合い。
社会人になって以来の長年の積み重ねによるものだと思います。ですが、今の平熱は36度後半。花粉症の症状もほぼなくなりました。
私が体質改善を意識しはじめて、実行したことの1つはコーヒーの量を減らすこと。目覚めの1杯、出勤時の1杯、仕事中にデスクでも何杯も飲み、都度の食後にも。そんな私が今は1日1杯。常に欠かすことのできなかったコーヒーですが、徐々に減らし、今に至ります。
体を温める目的で飲むものであれば、体の芯から温まるものを飲むと共に、根本治療に繋がる摂り方をしたいですね。
3、温まりたいならコーヒーより番茶!!
日々のコーヒーを番茶に置き換えて、体の芯から温まりませんか!?
日常のお茶として、昔から日本では馴染まれてきた番茶。コーヒーと比べると含まれているカフェインは6分の1ほど。とっても優しい飲み物なので、妊婦さんや子供も飲むことができますよ。
更に、番茶は温め効果に加え、食べ過ぎ予防や血糖値を下げるなどの作用もあるので、家族の健康にも嬉しい飲み物なのです。
温め効果をより期待したい時には、すり潰した梅干しと醤油を加えた“梅醤番茶”がおすすめ!!まずは番茶を取り入れつつ、体の声を聞きながら変化をつけてみるのもいいですね。
執筆者 重ね煮リサーチャー かたのりこ
かたの りこ
長年の不妊治療を経て、私たちのもとにやって来てくれた娘。重ね煮との出会いは娘の離乳食。その裏には食生活の改善があります。食の大切さを痛感。 “私と同じように悩む方のお役に立てたら....”との想いで、1人目育児、日々のワンオペの実体験を踏まえたお役立ち情報をお届けします。 ママと家族の健康と笑顔のために。ママが一人の女性として輝けるように。
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