家族の健康

子供が熱を出した時のご飯どうしてますか?回復を早める食事のポイント

空気が乾燥してきて、日中の気温差が大きくなってくると気になるのが子供の風邪
我が家の息子も以前はよく風邪をひき、隔週で熱を出していたほどです。ですが今では、熱が出るのは年に数回そして、発熱しても翌日には解熱できるようになりました。

今日は、我が家の息子が発熱してもすぐに回復できるようになった理由と、実際に行っている対処法についてお伝えします。

 

子供が熱を出した時
何か食べさせなきゃ!と思っていませんか?

風邪を引いて熱が出ている時、「体力を回復させるために食べないと」と思っていませんか?

 

私も以前はそうでした。「よく食べて、よく眠る」ことで身体が強くなると思っていたので、食欲がなさそうな時には、ゼリー飲料やカステラなど、子供が好みそうなものを買ってきては、一口でも食べてもらおうと必死。でも、本人は食べたくないんですよね。そして、その「食べない」という選択が生き物としての正常な判断なのです。

 

風邪をひくと、体は体内に入ってきた菌やウイルスと戦って、体を回復させることに力を使っています。
ペットも体調が悪いと、眠る時間が長くなりませんか?これも、体を回復させようと本能的にそうしているんです。人間も同じなのですが、頭で考えて動けてしまうので「食べなければ!」となるんですよね。

 

でも、本当は消化よりも回復にパワーを使いたい時。消化にパワーを使ってしまうと、体が回復にパワーを使うことができず、かえって回復が遅くなってしまうのです。なので、子供の食欲のがない時には、無理に食べさせなくても大丈夫です。食欲が出てきたら、消化に負担をかけない食事を少しずつ摂るようにしましょう。

 

では、消化に負担をかけない食事とは、どのようなものでしょうか?

 

子供の熱!
回復を助ける食事のポイント

消化に負担をかけない食事のポイントは、砂糖と油を使用していない食事です。砂糖と油は、消化をするのに時間がかかります。穀物や野菜に比べ長時間腸にいるため、胃や腸に負担がかかってしまうのです。

 

ゼリー飲料やプリン・ヨーグルトなど、喉越しがよく子供が好みそうなものには砂糖がたくさん含まれているので、かえって回復を遅らせてしまうことになるのです。

 

では、具体的にどんなものを食べさせるとよいでしょうか?

 

子供の熱!
消化に負担をかけない食事とは?

 

消化に負担をかけない、消化に良いものいうと、お粥ですよね。お粥を好んで食べてくれるのが1番なのですが、我が家の息子は「べちゃべちゃしていて嫌」と言って食べてくれませんでした。きっと同じように、「お粥が苦手」というお子さんもいらっしゃると思います。

そういう場合は、ごはんとお味噌汁をいつもの半分の量でOKです。

 

ここでのポイントは、ごはんとお味噌汁だけにするということと、いつもの半量にするということ。

 

食欲が出てくるとお肉などのおかずを食べたがるかもしれませんが、消化に負担がかかるので、ちょっと我慢。ごはんとお味噌汁で様子を見て、回復度合いに応じて、野菜のおかず、魚・お肉のおかず、を順番に追加していくようにしましょう。

 

また、いつもの半量にするのは、いくら消化に良いものでも食べ過ぎると消化に時間がかかり、体が消化にパワーを使ってしまうから。まずは半量で様子を見て、徐々に量を増やしていくようにしましょう。

 

子供が熱で食欲がないと心配になりますが、食べたがらない時は体が回復に向けて戦っている時。「治す」ことができるのは子供自身の体だけなので、様子を見守りながら、消化に負担をかけない食事サポートしていきましょう。

 

執筆者
重ね煮リサーチャー 竹内ゆき

 

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竹内優貴

竹内優貴

<専門分野>子供の喘息、花粉症、ワーママ時短術
ワーママにこそ、重ね煮を知ってもらいたい!月の半分は病児保育を利用していた息子が、年に数日しか保育園を休まなくなったきっかけは重ね煮。保育園からのお迎えコールに悩みながらも、仕事も自分の時間も諦めないワーママに役立つ重ね煮の知恵をお届けします。

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