家事や育児、仕事に追われながらも、毎日やってくる食事の支度。ご主人が濃い味好きで、献立を決めたり、味付けの具合に困っていませんか?長年培われた味覚は変わらないだろうと諦めて、ご主人だけ別メニューを用意したり、濃い味に調整しているママもいるかもしれませんね。
濃い味好きなご主人の味覚、変えられるかもしれませんよ。今日は、我が家の実体験も踏まえて、味覚を変える方法についてお伝えしていきますね。
1、濃い味付けを好むわけ
味覚には、甘味、苦味、塩味、酸味、旨味の5種類があります。私たちが美味しいと感じる味覚は、 舌の表面にある「味蕾(みらい)」で感じ取っています。日常的に刺激物や調味料を過剰摂取していると、味蕾の働きが低下し、薄味ではもの足らず、濃い味付けを好むようになってしまいます。
例えば、辛いものなど刺激の強いものを食べていると、その刺激に舌が慣れてきて、だんだん食べられるようになります。
調味料による濃い味、外食などのしっかりした味の食事を頻繁にしているとその味に慣れてやみつきになってしまいます。
気がつけばだんだんと舌が麻痺して、濃い味でないと満足できなくなってしまうのです。
でも、大丈夫!この味蕾は身体の中でも新陳代謝が活発な細胞で、 約1か月で新しい細胞に生まれ変わっていますよ。つまり、濃い味を好んでいても、味覚は薄味に変えられるということなのです。
2、薄味でも満足する食べ方
濃い味に慣れた人が急に単に薄味にしてしまうと、味気なく感じてしまうかもしれません。美味しさが感じられず、定着するまで続けることが難しいかもしれませんね。やはり食事は美味しく楽しみながら食べたいもの。
薄味でありながらも、満足する食べ方にはコツがありますよ。それは、素材の旨味を使うこと。味付けが薄くても美味しく感じることができます。
旨味を活用することで、塩分量を減らした食事や油分や糖分の少ない低カロリーの食事でも満足感が増すので、味覚のリセットや薄味の効果があることが研究や文献でも報告されています。また、その効果は世界中から注目され、医学の分野でも取り入れられています。
我が家では、娘の離乳食をきっかけに、調味料を多くは使わず素材の旨味を生かした調理方法に切り替えました。
主人は、幼い頃から加工食品、調味料大好き。結婚した頃には、私が作る料理には、自ら調味料を使って味を調整するほどでしたが、今では主人お気に入りの調味料はすっかり減らなくなりましたよ。
外食が続くと蒸し煮やごく僅かのお醤油を使った和え物のリクエストがあるほどです。理由は、そのままで十分味がして、美味しいからだそう。主人の両親は変貌ぶりに驚いています。
味覚が薄味になったことによる効果として、健康診断の数字にも変化が現れました。20代後半で既に健康診断では血圧の項目は要注意。3年ほど前からは再検査に行くようになっていたのですが、直近の結果ではあらゆる数値がよくなり、血圧についても再検査の必要がなくなっていたのです。
いかがですか?食事の支度のネックとなっていたご主人の味覚も変えられそうではないですか?ママの家事の負担も軽減、ご主人の健康の為にも、今日から素材の旨味を使った満足する食べ方、始めたいですよね?
3、濃い味付けから舌をリセット 味覚を取り戻す方法
旨味と聞いて「だしを取るの?」と思われたかもしれませんね。
だしも旨味の1つではありますが、旬の野菜をたっぷり使って、素材の持ち味を引き出す「重ね煮」なら、だしに頼らず、食材を鍋に順に重ねて加熱するだけで、手間や時間をかけることなく、素材の旨味を使った調理をすることができますよ。「野菜って、こんなにおいしかったの??」と優しく、独自のまあるい味に驚くことと思います。
ポイントは食材の重ね方にあります。食材にも陰と陽の力があるので、陰性の食材を鍋の下に、陽性の食材は上に積み重ねていくことが大切なお約束。このお約束を守れば、後は、食材の本来の力にお任せするだけです。
食材の重ね方の順番は以下を参考にしてみて下さいね。
旨味は、複数の食材を使うことにより倍増するとも言われています。その観点からも重ね煮は効果的!!是非試してみてくださいね。
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執筆者 重ね煮リサーチャー かたのりこ
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かたの りこ
長年の不妊治療を経て、私たちのもとにやって来てくれた娘。重ね煮との出会いは娘の離乳食。その裏には食生活の改善があります。食の大切さを痛感。 “私と同じように悩む方のお役に立てたら....”との想いで、1人目育児、日々のワンオペの実体験を踏まえたお役立ち情報をお届けします。 ママと家族の健康と笑顔のために。ママが一人の女性として輝けるように。
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