調味料の断捨離法！おいしい料理に必要な調味料は５つだけ。【レシピ付き】

お家で使っている調味料、何種類ありますか？いつの間にか増えた調味料が冷蔵庫や棚いっぱいにあふれ、気が付くと賞味期限切れ・・・なんてこともありますよね。こんなにたくさんの調味料を揃えなくてはおいしい料理ができないのでしょうか？調味料を厳選してすっきりしたキッチンを手に入れる方法をお伝えします。

たくさんの調味料って本当に必要？

レシピ検索するとたくさんの調味料が使われています。お家にない調味料がでてくるたびに、ひとつひとつ揃えるのってとっても面倒ですよね。作るのを諦めて別のレシピを探すこともあれば、新しく買って使いまわすことができずにほとんどを廃棄しなければいけないことも。料理が苦手な人にとっては、「調味料を揃えること」も料理を面倒に感じる要因のひとつになるのではないでしょうか。

１つのレシピの中にも、基本的な調味料に加え、○○だし、〇〇の素とたくさんの種類が登場します。確かにいろいろなうまみを足すことでおいしくできるかもしれません。でも、わたしには覚えることができないし、複雑な味付けにわずらわしさを感じていました。

また、「レシピ通りに作りたい」から新しい調味料を買ってきて、１回使ってそのまま冷蔵庫に眠っていることもしばしば。使いきれずに結局廃棄しなければならなくなり、よく調味料を無駄にしていました。

でも、「重ね煮」に出会い、たくさんの調味料を揃えなくてもおいしくできることがわかったのです。

「重ね煮」で使う基本の調味料は５つだけ

「重ね煮」で味付けに使う基本的な調味料は

「味噌、塩、醤油、みりん、酢」

の５つです。

砂糖、油は使いません。ブイヨンも使いません。
それなのに煮物もスープもとってもおいしくできるのです。

「重ね煮」が少ない調味料でもおいしくできる理由が２つ。

これにより野菜のだしがたっぷり。食材同士のうまみを生かしたまぁるい味が作れるのです。

※陰陽って何？詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

重ね煮を取り入れてキッチンを断捨離しよう

まぁるい味と言われても・・本当においしくできるの？と思ったら、おすすめメニュー「重ね煮八宝菜」を作ってみてください。○○の素がたくさん出回っている中華料理も、重ね煮なら塩としょうゆだけ！中華だしを使っていないのに、とってもおいしいことに驚くと思いますよ。

重ね煮八宝菜

＜材料と重ね方＞　　※豚肉が一番上、しいたけが一番下です
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豚肉　　　　　２００ｇ　・・・　２cm幅に切り、しょうゆ・酒・片栗粉各大さじ１で下味をつける
人参　　　　　　４０ｇ　・・・　短冊切り
にんにく　　　　１かけ　・・・　みじん切り
長ねぎ　　　　１００ｇ　・・・　斜め切り
白菜　　　　　２５０ｇ　・・・　ざく切り
小松菜　　　　１００ｇ　・・・　３cm長さ
もやし　　　　１００ｇ　・・・　洗う
しいたけ　　　　　３枚　・・・　各４等分

ーーーーーーーーーーーーーーー

水　　　　・・・　１カップ
塩　　　　・・・　小さじ１
しょうゆ　・・・　大さじ１
片栗粉　　・・・　大さじ１（水大さじ２で溶いておく）

＜作り方＞
１．熱伝導のよい鍋（底面積が広い薄手の鍋）、または、ふたつきフライパンに材料を重ねて、分量の水を加えたらふたをして中火にかける
２．沸騰したら少し火を弱め、野菜に８分通り火が通れば、塩、しょうゆを回し入れて全体を混ぜる
３．水溶き片栗粉でとろみをつける

＜ポイント＞
・しゃきっと仕上げたいので、沸騰後、火はほんの少し弱める程度でOK！
・お好みで最後に胡麻油をたらりと一回し入れてもおいしいですよ＾＾

重ね煮の魅力にはまると、ひとつ、またひとつと重ね煮の料理を作ってみたくなり、気が付くと重ね煮の料理ばかりを作るようになっていきます。そうなると本当に厳選された調味料しかいらなくなり、キッチンがすっきりしますよ！

私の家も、重ね煮を知る前には大活躍だった白だしやめんつゆの大きな瓶が、冷蔵庫から消えました。マヨネーズなんかもほぼ使わないので小さいもので十分。たくさんの調味料を揃えなくても、基本の５つの調味料でおいしく作ることができています。

いかがでしたか？

たくさんの調味料を揃えなくても、おいしい料理は実現できます。まずは「重ね煮八宝菜」から試してみて、ひとつずつ余分な調味料を手放していってくださいね。

執筆者

重ね煮リサーチャー　小塚　えみ

今回ご紹介していませんが、重ね煮のポタージュはブイヨンやバター不要！塩だけでおいしく作れます＾＾

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小塚えみ

<専門分野>離乳期～幼児期、料理が苦手
元々長女の偏食から重ね煮に出会った私ですが、家族においしいと言ってもらえる 喜びを得て苦手な料理にも少しずつ自信がもてるようになってきました。 いろいろな情報があふれる中で、正しい知識を伝え、私と同じような悩みを持つママの 食の軸をつくる手助けとなるような記事を書いていきたいです。

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