料理上手には高価な調味料や合わせ調味料が必要だと思っていませんか?
「基本調味料」を見直すことで料理上手になれます!
「塩」で料理の味が変わります!
今日は、塩の選び方をお伝えします。
味つけの基本、調味料の「さしすせそ」とは?
料理の基本「さしすせそ」は、基本調味料といわれる、以下の5つです。
さ 砂糖
し 塩
す 酢
せ 醤油
そ 味噌
その中で生きていくために欠かせない「塩」。スーパーに行けば、いろいろな種類の塩が並んでいますよね。食塩、岩塩、ハーブソルト・・・ 岩塩や、ハーブソルトはおしゃれ、というイメージを私は持っていました。
見た目がおしゃれな塩や高価な塩を使えば料理上手になれる!そんなイメージがありませんか?
今日は、料理が苦手だった私が夫に「料亭の味だね。」と褒められるように変化した塩を選ぶポイントをお伝えします。
塩加減でおいしさが決まる!
なぜ塩を選ぶことが大切なのでしょうか。
塩梅という言葉があるように、料理は塩加減でおいしさが決まります。
私たちが「おいしい。」と感じるのは、塩の加減がちょうど良い時、つまり体内の塩分濃度と同じ濃度の時なのです。体内の塩分濃度は0.9%。一定の濃度を保つために、体の器官は働いています。そして、体内の器官が働くには、ミネラルも必要です。
つまり体に馴染む濃度、そして体と同じミネラル比の塩を私たちは「おいしい」と感じます。
おいしい「塩」の選び方
私たちの体に馴染む塩は自然塩(天然塩)。海水を天日(自然乾燥)や平釜で煮詰め、濃縮を重ねて作る昔ながらの製法のものです。自然塩のミネラル比は私たちの体内のミネラル比とほぼ同じです。
ですから体に馴染み、「おいしい」と感じます。
料理が苦手だった私が夫から「料亭の味だね。」と褒められるようになった理由のひとつは、塩を変えたからです。
こちら「海の精 あらしお」を使っています。
塩を選ぶ際のポイントは、パッケージの裏。どの塩にも、必ず「製造方法」欄があり、「原材料名」と「工程」が記載されています。
「海の精 あらしお」の「原材料名は、海水(伊豆大島)」。
「工程は、天日、平釜」。
作り方を説明しています。普段よく見る塩は、イオン交換膜法、と記載されているものが多くあります。イオン交換膜法とは、海水に電気を通し、ナトリウムと塩化物に簡単に分けて、ナトリウムを煮詰めたもの。精製度が99%以上と高く、体にとって必要なミネラル分は抜けてしまっているのです。
塩でどう変わるの?と思っていた私ですが、しょっぱいだけではなく、甘みがある、なめておいしい!こんなに違うのだと気づかせてくれたのが、自然塩(天然塩)でした。
塩を変えて料理上手に
「健康を意識してくれているから、野菜料理で薄味だよね・・・。」そんな風に夫に思われていた私の料理ですが、塩を変え、重ね煮で作った料理は、シンプルなスープであっても、「おいしい!」が聞けるようになりました。自分よがりではない「おいしい」の言葉が、自信につながったのです。料理が苦手だった私でも、「次は重ね煮で何のレシピに挑戦しようか」と思うようになりました。
ぜひ料理上手への第一歩として塩を選び、重ね煮を試してみてくださいね。
執筆者
重ね煮リサーチャー 高田 聖子
高田聖子
毎日の食事作りが億劫で苦手。アトピーや冷えなどの体調不良も、さまざまな健康情報を試すもなかなか改善しない。離乳食作りの大変さに藁にもすがる思いで出会った重ね煮。そんな私が、毎日無理なく続けられ、笑顔の毎日が送れるようなった重ね煮の知恵をお届けします。
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