完全栄養食と言われる玄米。ですが、その食べ方には注意が必要。体調不良の原因となってしまうこともあるのです。今日は、玄米を食べて綺麗になりたい!というママに、本当におすすめのお米の食べ方を、かつて肌荒れに悩んだ私の経験談とともにご紹介します。
玄米を食べればうるツヤ美肌になれる?
玄米というと、美容や健康に良い、という印象を持っていませんか?
玄米は、炭水化物、脂質、たんぱく質、ミネラル、ビタミンを豊富に含んだほぼ完全栄養食。玄米を中心にした健康法や食事法は沢山ありますよね。肌にコンプレックスを抱えていたかつての私も、「美人は玄米を食べている!」と思っていましたし、肌荒れ改善のためにと試したことがあります。
ですが、その時には、玄米を美味しいと思って食べることができませんでした。
実は、この、「美味しいと思えない」というところがポイント。玄米は栄養価が高い反面、消化に負担がかかるというデメリットがあります。「美味しいと思えない」ということは、上手く消化できていない、体に合っていないという可能性が高いのです。
特に、肌荒れが起きている時には腸内環境が悪くなっていることが多いので、玄米を食べることで余計に腸に負担をかけてしまい、かえって肌荒れ悪化の原因となってしまう恐れもあります。
なので、健康な人が好んで玄米を食べる分には問題ありませんが、健康・美容のため、と無理をして食べているとしたら、それはやめた方がよいかもしれません。また、胃腸の機能が未発達の小さいお子さんにとっても玄米は体の負担になるもの。家族みんなで食べることができない、という意味でもあまりおすすめはできません。
このように、栄養価が非常に高いというメリットが大きい分、消化に負担がかかるというデメリットも大きい玄米。実は、消化しやすく美味しく食べる方法があるのです。ご紹介しますね^^
玄米を消化しやすく美味しく食べる3つの方法
玄米を消化しやすく美味しく食べる、3つの方法をご紹介します。
①玄米をカラ炒りする方法=炒り玄米
玄米を炒ると外側の固い果皮がはじけるので、白米と同じ浸水時間、炊飯時間でも、芯までふっくら炊き上がります。また、炊くと玄米の粒がはじけるので、消化しやすく胃腸に負担がかかりません。炒り玄米だけを炊くとパサパサした食感になってしまうので、雑穀と同じように白米などと合わせて炊くことをおすすめします。
②玄米を十分な時間水に浸す方法=発芽玄米
ご存知の方も多いかと思いますが、発芽玄米も玄米を消化しやすく美味しく食べる方法の一つ。実際には、玄米が発芽するまで浸けておく必要はないですが、発芽モードの状態まで浸けておくのが理想です。目安としては、常温の水で夏場は12時間、冬場は24時間浸けておくようにしてくださいね。
③玄米を炊いてから発酵させる方法=酵素玄米
こちらもご存知の方が多いかと思いますが、酵素玄米も消化しやすく美味しく食べる方法の一つです。玄米と小豆と少しの塩で炊いてから、3日から7日間保温して、発酵させることで作ることができます。保温して寝かせている間にアミノ酸の1種のGABAが増えることや、玄米ごはんよりもモチモチした食感でやわらかく食べやすいことから、健康や美容、ダイエットにいいと言われています。
忙しいママにおすすめの方法は炒り玄米!
以上3つの方法をご紹介しましたが、家事に育児に仕事・・・、忙しいママにおすすめの方法は①炒り玄米です。なぜなら、一番簡単にできて、家族みんなで美味しく食べることができるから。
かつて私は、発芽玄米や酵素玄米も試したことがあるのですが、発芽玄米については夫と娘の反応がイマイチ、酵素玄米についてはモチモチしてとても美味しく美容効果もとても高いと言われる反面、作るのに手間と時間がかかるので、忙しい中作ることに高いハードルを感じてしまったのです。
一方、炒り玄米なら、フライパンでさっと炒るだけ、そのあとは白米と一緒に炊くだけなので、とても簡単です。また、日持ちするので、多めに作って保存しておけば、使いたい時にパッと使うことができます。しかも、この炒り玄米。実は、そのまま食べてもパリパリ香ばしくて美味しいのです^^我が家では娘も炒り玄米が大好き!おやつ代わりにも食べています。
いかがでしたか?
玄米=健康、美容というイメージが強いですが、その食べ方には注意が必要。消化しやすく美味しい形でその栄養価を摂りたいですね。炒り玄米はとっても簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね!
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丸佐和子
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