赤ちゃんに離乳食を進める過程で推奨されることの多い“手づかみ食べ”
育児書を見て気になっていたり、支援センターや健康診断で勧めらることも多いのではないでしょうか?
準備に片付け・・・漸く離乳食にも慣れてきたのにまた負担が増えるの?それでも本当に必要?
今日は、娘の離乳食に困った私が実践してとても楽になった進め方をお伝えします!
1、手づかみ食べをさせる必要はある?
手づかみ食べはパパやママが“いつから”と意気込んでさせるものではありません。赤ちゃんの成長の過程で、「食べたい!」「自分でやってみたい!」と言う気持ちが芽生えると赤ちゃんが自分で自然と手を伸ばすようになりますよ。
赤ちゃんの食事の様子を見ながら、食べ物に手を伸ばし始めたら、赤ちゃんのペースで、サポートしてあげられるといいですね!
準備に片付けと「また負担が増えるなんて・・・」と手づかみ食べに後ろ向きなパパママもいるかもしれませんね!でも、赤ちゃんの“やってみたい!”をサポートしてあげたい嬉しい効果があるのですよ!
2、手づかみ食べの嬉しい効果 ポイント3つ
手づかみ食べには嬉しい効果があると言われています。3つお伝えしますね!
1、五感への刺激
2、運動機能の発達を促す
3、食べる機能の発達を促す
順に見ていきましょう。
1、五感への刺激
手で食べ物を直接触ることにより、肌触りや温度や硬さ、柔らかさを感じます。においを嗅いだり、目で見て、色や形を認識することもします。
また、口に入れることで温度を感じたり、味覚に対する興味の範囲も広げていきます。
普段使うおもちゃでは学べない感覚が、手づかみ食べによって、刺激することができます。
2、感覚機能、運動機能の発達を促す
食べ物を指でつまんで口まで運んで、タイミングを合わせて指から離し、口を動かすという一連の動きは目の動きと手指の動きを協調させたり、手を自由に動かすためにお座りの姿勢を保持することは、運動機能の向上に繋がります。
3、食べる機能の発達を促す
「どのくらいの力で握ればよいのか」「どこに持っていけば食べられるのか」「どのくらい口に入るのか」といった様々なことを手づかみ食べから学びます。
また、「自分で食べられた!」という達成感は、食べ物への興味や食べることへの意欲へと繋がります。
「食べる」という一つの動きで、赤ちゃんはこれまでの日常にはなかったたくさんの刺激を受けるのですね!この刺激は脳の広範囲にわたるので知能の発達にも役立つことが研究によりわかっています。
3、特別な準備不要!!我が家の離乳食 手づかみ食べの進め方
手づかみ食べには嬉しい効果があることがわかりましたね。
よく、育児書やネットには“赤ちゃんが手づかみ食べしやすいメニューを用意してあげましょう”とレシピの掲載がありますね。その多くは〝赤ちゃんの為だけの〟〝手づかみ食べの為の〟レシピではないでしょうか?
そのようなメニューもいいのですが、毎日、毎食、続けることは大変。
私自身がそうでした。そんな私が実践して、とても楽になった方法は、大人のメニューから取り分けすること。大半が汁物の具材を手づかみ用に取り分けていました。和え物や煮物からももちろん使いますよ。
準備はもちろん、汁物の具材ならひどくお部屋が汚れるものも少なく、とても負担が減って楽になりましたよ。
我が家では10ヶ月健診で手づかみ食べを促され、手づかみ食べをスタート。
健診でアドバイスを受けたおにぎりや野菜スティックなどを、手づかみメニューとして用意していましたが、娘はそれらを手づかみ食べしようとしませんでした。
娘が自らよく食べたものは、豆類やミンチなど細かいもの。同じお野菜でも、形状が違うと食べようとしなかったり・・・なぜかお野菜はサイコロサイズでは食べず、半月切りやいちょう切りが好みのようでした。
私が主に実践した汁物からの具材の取り分けは、素材や形、厚みや大きさにも日々変化を持たせやすいこともメリット!
また、手づかみ食べだけの為のメニューと異なり、大人のメニューからの取り分けは、手づかみ食べしなかったから手間も食材も無駄にしてしまう心配もありません。
感触が嫌だったり、形が好みでなかったり、食べさせてもらう方が好きだったりと赤ちゃんの個性もあります。赤ちゃんの気持ちを最優先に、パパママに無理のない範囲でサポートしてあげましょう。
楽しい食事の時間を過ごしてくださいね。
執筆者
重ね煮リサーチャー かたの りこ
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かたの りこ
長年の不妊治療を経て、私たちのもとにやって来てくれた娘。重ね煮との出会いは娘の離乳食。その裏には食生活の改善があります。食の大切さを痛感。 “私と同じように悩む方のお役に立てたら....”との想いで、1人目育児、日々のワンオペの実体験を踏まえたお役立ち情報をお届けします。 ママと家族の健康と笑顔のために。ママが一人の女性として輝けるように。
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