産前産後の悩み

これでつわりが軽減!つわり中の体を助ける食べ物ベスト3【レシピつき】

つわり中に気持ちが悪くて食べられない。みんながおすすめする食べ物を試してみるけど、どうも体が冷える。そうは思っても、何をどう食べたら良いのか分からない。
そんなお困りのママに、つわり中の冷えを和らげながら、つわり中のママをお助けしてくれる食べ物をお伝えします。

 

よくある「つわり中に食べられるおすすめの食べ物」ランキングの落とし穴

インターネット検索で「つわり中 食べられるもの」や「つわり中 おすすめの食べ物」などで調べた事はありますか?

 

おすすめされるもので、よくある食べ物が

●トマト、みかん、いちご、きゅうりなどの酸味のあるフルーツ系や水分の多い野菜など
●アイス、ゼリー、野菜ジュースなど

さっぱりとするものではないでしょうか?

 

けれど、このほとんどが、体を冷やしてしまうもの

 

実際、私もつわり症状が酷い時にはさっぱりしたものが食べたくなり、普段だと1日1個くらいのみかんを2、3個食べたり、急にアイスが食べたくなって食べてみたりしました。
そうすると、体の芯から冷えてしまって、まわりのみんなは半袖で過ごしているのに、私は長袖にストールを巻いても寒く感じるくらいになってしまったのです。

 

すっきりとした爽快感で、一時的には良いかもしれませんが、つわりの間、頻繁に食べるのは、おすすめはできません。
ただでさえ妊娠中はホルモンのバランスで体が冷えやすくなり、冷えは母子ともに良くもありません。

 

つわり中のママをお助けする3つの食べ物

様々なものを試した中で、私がつわり中でも食べられて、体を温める為にも効果的だった食べ物を紹介します。

 

①葛粉

葛粉とは、クズというツル性の植物の根っこから、良質なでんぷんを抽出したものです。

体を芯から温めてくれる作用があり、血行を促進して、体温を上げてくれる作用もあります。
日本では、古くから食品や生薬として使われてた歴史があり、さまざまな健康成分が詰まっています。


②梅醤

梅醤とは、梅干しをすりつぶした梅肉と醤油を練りあわせ、熟成させたものです。

栄養価の高い梅干しを手軽に摂りやすく、冷え性の改善の他、疲労回復、風邪予防、腸内環境を整える効果、貧血や婦人科系の不調にも良いとされています。


③梅酢

梅酢とは、梅を塩漬けしたときに梅から出てくるエキスのことです。

防腐・食中毒の予防、抗ウイルス作用、血圧の抑制をサポート、抗炎症作用など、さまざまな効果があります。

 

こちらの3つの食材は、自然食品店や、探してみるとスーパーでも手に入りますよ(^_^)

 

 

つわり中のおすすめレシピ3選

葛粉入りスープ



【作り方】
1. 葛粉をお水に溶かして、5分ほど置いておきます。
2. 片栗粉の使い方と同じ要領で、出来上がったスープに、お水に溶かした葛粉を入れます。
3. しばらく弱火で煮ると、とろみが付いてくるので、お好みのとろみになったら出来上がりです。
※ お水に溶かさずにそのままいれると、ダマのまま固まってしまうので、よく溶かして下さい。

 

スープは頂けたので片栗粉の代わりに葛粉をといて、とろみをつけて飲みました。あっさりとしたスープよりとろみがつく事で、体の中からとても温まりますよ。
お野菜などの具材は、私の場合、体調や日によって食べられるものが違ったので、その時食べたいと思うものを入れたりしました。

 

梅醤おかゆ

【おかゆの作り方】
※つわり中は手早く作るために、普通に炊いたごはんを煮て作りました。
ごはん‥1カップ位
水‥1/2カップ

1. この分量を小鍋で煮て、お好きな量の梅醤をのせて出来上がりです。

 

おかゆに梅醤を混ぜると、とてもさっぱりと食べれます。酸っぱいものが欲しくなるつわり中は、梅醤にとても助けられました。

 

私は、ご飯の匂いは大丈夫でしたが、普段炊くご飯がなかなか食べきれなかったので、ご飯はほとんどおかゆでした。
おかゆ自体も、消化しやすく、胃腸の負担にもならないので、とてもおすすめです。

 

免疫力が下がりやすい、つわり中の風邪予防としても、梅醤は役立ちます。

 

梅酢の即席漬け

【即席漬けの作り方】
お好きな野菜 (白菜、キャベツ、大根、かぶ、にんじん、きゅうりなど)‥100g
梅酢‥野菜全体の重量の10%

1. ボウルに全ての材料を入れて、全体がなじむように混ぜ、15分以上置いておきます。
2. 軽く水気を絞って、出来上がりです。

 

即席漬けに便利な梅酢。和えて置いておくだけで漬かるので、簡単に出来上がります。
お野菜のさっぱり、カリッとした食感は、つわり中の気持ち悪さを軽減してくれました。

 

市販の漬物は、添加物がけっこう入っているので、そういう点でも安心して食べれます。

 

ご飯にかけると酢飯になったり、りんごの梅酢煮もおすすめです。

 

 

 

この時期は食べられるものを食べて、とよく言われていますが、紹介されているほとんどは気持ち的に軽減してくれるものばかりだったりします。
体を冷やしすぎたり、風邪を引きやすくなってしまっては、結果的に辛い妊婦生活になってしまいます。
体の事を考えながら、つわりを乗り越えていきたいですね!参考になれば幸いです。

 

つわりはいつかは終わるもの!と分かっていても、やっぱりつらいものです。少しでも参考になれば幸いです。

 

 

執筆者
重ね煮リサーチャー 志良堂美恵

 

 

 

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志良堂美恵

志良堂美恵

<専門分野>みんなが幸せになる食への考え方
食や健康、環境に興味あり。いろんな健康法を試したのち重ね煮に出会い、これだ!と確信し、毎日重ね煮料理を食べて、不調のない日々をすごしています。一生続けられる重ね煮を多くのママに届けたい。身体の不調に悩む人を無くしたい。私の心にいつもあるのは、『食べることは生きること』。

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