空気の乾燥とともに肌もどんどん乾燥する秋冬シーズン。乾燥が進むと、メイクのノリも悪くなり、酷い場合にはファンデーションが粉吹き状態になることも・・・!そうならないためには、保湿重視のスキンケアはもちろん、日々の食事で肌に内側から潤いを与えることが欠かせません。
今日は、食べるモイスチャー美容液の異名も持つ潤い食材!れんこんの秘密と簡単レシピ5選をご紹介します。
ファンデの粉吹き!肌の乾燥をどうにかしたい!
秋から冬にかけて、どんどん寒さや風の冷たさなどが増し、気温も湿度も急降下します。冷たく乾燥した空気は肌にとって過酷な状況。また、室内で暖房を使うようになると、さらに空気も肌も乾燥しやすくなります。
加えて、気温が低いと血行が悪くなるとともに皮脂や汗の分泌が減少してしまい、肌のバリア機能が低下した「弱バリア状態」となり、肌がしょっちゅう突っ張る・カサカサして白い粉がふく・赤くなったりかゆくなったりする・・・というように肌トラブルが悪化していきやすくなります。せっかくメイクをしても、ファンデーションが粉吹き状態・・・なんて悲しいことにもなりかねません。
こんな秋冬シーズンでも乾燥しづらい肌を作るためには、春夏以上に潤い・保湿重視のスキンケアをすることはもちろん、身体の内側からも肌に潤いを与えてあげることが大切です。
肌に内側から潤いを与えるにはバランスの取れた食事が欠かせませんが、ある食材を取り入れることで、さらに乾燥しづらい、潤い肌を目指すことができますよ!
その食材というのが、れんこんなのです。
食べるモイスチャー美容液!?れんこんの秘密
薬膳の世界では肌を潤す食材として有名なれんこん。食べるモイスチャー美容液の異名を持つほどなのですが、その潤い効果の秘密は、美容成分の宝庫だということ。
例えば、レモンに匹敵するビタミンC。ビタミンCといえばコラーゲンを作る手助けをしてくれる成分で、弾力のある肌を手に入れるために欠かせない成分です。
その他に忘れてはいけないのがタンニンとムチン。
タンニンはポリフェノールの一種で高い抗酸化作用を持つので、酸化による肌トラブルと防ぎ、若々しい肌を保ってくれます。
ムチンはれんこんの粘りのもと。このムチン、保水力がすごいのです。目や鼻、喉、胃などの粘膜を保護してくれるとともに、肌に潤いを与えてくれるのです。
肌が内側から潤う!簡単れんこんレシピ3選
みずみずしいしっとり肌を作るれんこん。旬を迎える秋冬シーズンには積極的に毎日の食事に取り入れて食べる保湿ケアをしましょう!
簡単で美味しいレシピ3選をご紹介しますね。今回ご紹介するレシピはどれも、重ね煮という調理法で作るもの。重ね煮の魅力はたくさんあるのですが、その一つが食材を皮ごと丸ごといただくこと。れんこんの皮や節の部分は栄養とうまみの宝庫なので、捨てるのはもったいない!逃さずいただきましょう^^
①れんこんごはん
【材料】
-------○--------(鍋の上)
れんこん 100g・・・1cmの角切り
ぶなしめじ 50g・・・手でほぐす
米 2合
-----------------(鍋の下)
水 米の1.1~1.2倍
しょうゆ 小さじ2
塩 小さじ1/2
【作り方】
1.米を30分~2時間、
分量の水に浸水しておく。
2.上の図のように材料を重ねて、
しょうゆ、塩を加えて炊く。
炊き上がったら全体をざっと混ぜる。
【ポイント】
☆お米と材料を重ねて炊くだけ!
ほくほく食感のれんこんが美味しい
炊き込みご飯です。
☆全レシピ共通ですが、
れんこんは皮ごと使ってくださいね!
②ポトフ
【材料】
-------○--------(鍋の上)
れんこん 100g・・・大き目乱切り
人参 100g・・・大き目乱切り
ねぎ 80g・・・2㎝長さ
じゃがいも 150g・・・大き目乱切り
大根 150g・・・大き目乱切り
白菜 60g・・・手でちぎる
エリンギ 60g・・・長さを半分、縦に半分にする
-----------------(鍋の下)
水 3カップ
塩 小さじ1
こしょう 少々
【作り方】
1.鍋に図のように材料を重ねて
分量の水をひたひたまで加えて
フタをして火にかける。
2.沸騰したら弱火にし、
野菜がやわらかくなるまで煮る。
3.残りの水を足して、
塩を2~3回に分けて加え、
味をととのえる。
【ポイント】
☆野菜だけで十分な甘みが
味わえるポトフです。
☆お好みでウィンナーやベーコン
魚を加えても美味しいですよ。
その場合は、一番上に重ねてくださいね。
③れんこんとしめじのすだち和え
【材料】
-------○--------(鍋の上)
れんこん 130g・・・いちょう切り
人参 40g ・・・ いちょう切り
しめじ 120g・・・ 小房にほぐす
-----------------(鍋の下)
梅酢 小さじ1
水 1/5カップ
すだち果汁 大さじ1・・・絞る
梅酢 小さじ1
しょうゆ 小さじ2.5
スプラウト 適量
【作り方】
1. 鍋に図のように材料を重ね
水1/5カップと梅酢小さじ1を加えて
フタをして強火にかける。
2.すだちの果汁を絞り
梅酢、しょうゆと合わせておく。
3.材料に火が通ったら
鍋ごと素早く冷まし、
2の調味料で和える。
4.スプラウトを混ぜる。
【ポイント】
☆すだちが手に入らない時は
ゆずやかぼす、
甘くない柑橘類でも
美味しく楽しめます^^
☆れんこん、人参は薄く切って
素早く蒸し煮。
しゃきしゃき感が残るように
仕上げてくださいね。
いかがでしたか?
ごはん、汁物、副菜、3種類のレシピをご紹介しました。調理法によって食感も変わってくるので、飽きることなく楽しめますよ^^れんこんを美味しく食べて、乾燥に負けない、潤う肌を目指しましょう!
重ね煮リサーチャー
丸 佐和子
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丸佐和子
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