夏から秋の変わり目には、「胃がもたれる」、「だるい」、「食欲がない」などの体調不良を訴える女性が増えます。
これを「秋バテ」と言いますが、家庭でできる秋バテに効く食べ物を使ったレシピをご紹介します。
こんな症状があれば秋バテかも?
こんな症状はありませんか?
✅体がだるい
✅疲れがとれない
✅胃がもたれる
✅眠れない
✅便秘や下痢がする
これらの症状は、「秋バテ」と呼ばれ、いわゆる「未病」と呼ばれるなにかしらの不調です。
暑さが原因で起こる夏バテと違い、夏の間の疲れや、朝晩急に涼しくなる寒暖差、そして台風や秋雨シーズンでもある低気圧が関係しています。
つまり、体が季節の変化についていけないために起こるものです。
秋バテの原因「冷えと乾燥」を防ぐポイント
秋バテの原因である「冷えと乾燥」を防ぐには、秋の食材を取り入れることが重要です。
真夏と同じように、トマトやきゅうりの生野菜サラダや、冷たい麺類、氷入りのジュースやコーヒーを食べたり飲んだりしていると体が冷えてしまいます。その結果、体内の循環が滞り不調につながります。
昔から「秋は糖質を盛れ」と言われます。さつまいもや根菜など旬の食材を使った料理がこの時期の不調を助けてくれます。
秋バテを助ける簡単レシピ【3選】
秋の食材を使った簡単おすすめレシピを紹介します。
秋の重ね煮味噌汁
きのこ、さつまいも、ごぼうと秋の食材たっぷりの味噌汁です。
【材料と作り方】
(鍋の下がきのこ、一番上が味噌です。)
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味噌 60g
油揚げ 1/2枚…細切り
ごぼう 20g…ささがき
人参 25g…いちょう切り
たまねぎ 60g…うす切り
さつまいも 80g…半月切り
きのこ 60g…ほぐす
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水 3カップ
ねぎ 1本…小口切り
1.鍋に図の順に材料を重ね、ひたひたの水を加えてフタをして中火にかける。
2.湯気が出たら弱火にし、野菜がやわらかくなれば、残りの水を加えて味をととのえる。
3.器に盛り、ねぎを散らす。
れんこんごはん
材料3つだけ。きのこの旨味とれんこんのほくほく感が美味しいごはんです。
【材料と作り方】
(米の上にぶなしめじ、れんこんの順に重ねて炊きます。)
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れんこん 100g...1cmの角切り
ぶなしめじ 50g…..ほぐす
米 2合
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水 米の1.1〜1.2倍容量
しょうゆ 小さじ2
塩 小さじ1/2
1.米は炊飯器の内釜に入れ、30分〜2時間、分量の水に浸水しておく。
2.1の上に図のように材料を重ねて、しょうゆ、塩を加えて炊く。炊き上がったら全体をざっと混ぜる。
【ポイント】
きのこはしいたけ、エリンギなどいろいろと種類を変えて楽しんでみてください。
さつまいもとすき昆布の煮物
食材2つでできる!簡単なのに滋味深い味わいです。
【材料と作り方】
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さつまいも 100g..1cm厚さの輪切り
刻み昆布 10g…..水で固めに戻す
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水 1/2カップ
梅酢 小さじ1/2
しょうゆ 大さじ1
1. 鍋に図のように材料を重ね、水1/2カップを加えて、フタをして強火にかける。
2. 沸騰したら弱火にし、さつまいもがやわらかくなるまで煮る。
3. しょうゆを加えて味をととのえ、汁気がなくなるまで煮含める。
【ポイント】
すき昆布は昆布を細長く切ったもの。サラダ昆布や刻み昆布という名前で売っていることもあります。
昆布の旨味もあり、ほんの少しのしょうゆでとってもおいしい煮物ができます。
かぼちゃで作るのもおすすめです。(かぼちゃはひと口大に切って、同じように作れます。梅酢なしで大丈夫です。)
秋食材をたっぷりいただき、秋バテを防いで過ごしやすい秋を満喫しましょう。
執筆者
重ね煮リサーチャー 高田 聖子
高田聖子
毎日の食事作りが億劫で苦手。アトピーや冷えなどの体調不良も、さまざまな健康情報を試すもなかなか改善しない。離乳食作りの大変さに藁にもすがる思いで出会った重ね煮。そんな私が、毎日無理なく続けられ、笑顔の毎日が送れるようなった重ね煮の知恵をお届けします。
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