手足が冷える、お腹が冷たい、寒さで肩こりがひどいなど、冬は冷えの症状がきつくなりますね。
実はすでに秋から身体の冷えは始まっています。秋の初め、日中はまだ暑くても朝晩涼しくなり季節は少しづつ変わっています。季節の変化に合わせて生活習慣を見直して、意識を身体を温める方向へ変えていきたいですね。今回は冬に困らなくなる、秋から始める冷えとりについてお伝えします。
秋の不調ナンバー1は身体の冷え
秋は、夏から冬に向かってだんだん気温が下がっていきます。そして、季節の変わり目は不調が出やすいですよね。
ドクターシーラボが20~59歳女性481名を対象に行ったアンケートで、「秋になると身体にどのような不調がでますか?」と尋ねたところ、56.3%が冷え性と回答しました。また同社が25~59歳男女433名を対象に、「いつごろから冷えを感じ始めるか」時期を聞いたところ、7割が9~11月(秋)と答える結果になりました。
冷えは万病のもと。秋に感じる身体の冷えを放っておくと、寒さが本格化する冬には症状が悪化してしまいます。冷えの原因を知って、秋のうちからしっかり対策をしておきたいですね!
では、秋の冷えは、どこから来るのでしょうか?
秋の冷えはどこから来る?3つの原因
①夏の食生活を続けている
日中の暑さからまだ、氷を入れたお茶・ビールなど冷えた飲み物、アイスクリーム、生野菜サラダなど身体を冷やすものを好んでたくさん飲食している。これでは胃腸がどんどん冷えていき、身体の内側から冷えが進みます。
②自律神経が乱れている
秋は自律神経が乱れやすい季節です。3つの要因があります。1つめに、夏に長時間冷房の効いた環境下にいたこと。2つめに、1日の寒暖差が大きいこと。最後に、気圧の変化が大きいこと。
これらの要因は身体と自然環境との差を大きくします。その差に対応するためいつも以上に身体に負担がかかり、自律神経が乱れます。自立神経が乱れると血流が悪くなり、身体に冷えが生じます。
③栄養が不足している
暑さで食欲がわかないから朝食を抜いたり、昼はざるそばや素麺など麺類で軽めに済ます。これでは栄養が偏り、ビタミン、ミネラルが不足することで熱やエネルギーを上手く作ることができず、体温を適切に保つことができません。結果、身体の冷えにつながります。
冬でもポカポカ 冷えない身体を作る3つの温活習慣
①身体を冷やす食品を控える
冷えた飲み物、アイスクリーム、生野菜サラダなど身体を冷やす食品は徐々に減らしていきましょう。
②湯船に浸かって入浴する
湯船に浸かって入浴することで血流が良くなります。身体が温まると心身のリラックスができ、乱れた自律神経を整えることができます。
③朝食をしっかり食べる
体温が下がっている朝に、しっかり朝食を食べましょう。腸が働きだしてエネルギーを作り出してくれます。
ご飯と温かいお味噌汁がお勧めです。ご飯は、身体のエネルギー源となる炭水化物と体温を上昇させる働きをする植物性タンパク質が豊富です。お味噌汁の味噌(大豆)も植物性タンパク質が豊富です。
また、腸にとって消化しやすいため効率良くエネルギーを作り出してくれます。ですから、朝から身体が活動的になり体温が上昇します。
いも類やきのこ類などの秋の旬野菜は身体を温める効果があるので、お味噌汁の具材にすると相乗効果が生まれますよ。
さつまいもとぶなしめじの重ね煮味噌汁
重ね煮で作るお味噌汁は、出汁とりしないのでとっても楽ちん♪お味噌を最初からお鍋の中に食材と一緒に重ねて水を加えて火にかけるだけ。手間なしなのにとっても美味しい♪ぜひ試していただきたい1品です。
【材料と作り方】
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味噌 大さじ1と/2
油揚げ 1/3枚……細切り
ごぼう 20g……ささがき
にんじん 20g……いちょう切り
玉ねぎ 1/4個……薄切り
さつまいも 1/4本……半月切り
ぶなしめじ 1/2パック……手でほぐす
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水 2と1/2~3カップ
好みで小ねぎ 適量……小口切り
1.鍋に図のように(一番上が味噌、一番下がぶなしめじ)材料を重ねて、ひたひたまで分量内の水を加えたらふたをして約3分中火にかける。
2.湯気が出たら弱火にし約6分煮て、野菜を柔らかくなったら残りの水を加えて味を調える。好みで小ねぎを散らす。
★重ね煮は出汁とりしないのにとっても美味しく仕上がるワケについて、こちらの記事を読んでみてくださいね。
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重ね煮リサーチャー
竹内 ひとみ
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竹内ひとみ
重ね煮に出会って、疲れにくい体を手に入れ、育児を楽しみ新しいことに挑戦する心の余裕までできました。花粉症、肌の痒み・炎症など多くの症状も改善しました。同じ悩みを抱えている方に重ね煮でどうやったらその症状が楽になるかを伝えています。
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